JPS NEWS                      2014 topics
 



 今年の第9回・研究会、総会は,昨年同様、神楽サロンにて開催されました。
 賑やかな通りから少し入った、閑静な佇まいの中に神楽サロンの入口があります。
 
 今年の研究会の講演は、≪日本すみれ研究会≫から、田淵誠也氏をお招きしました。 
   
 演題は『園芸植物から見た、維新前後の交流史』です。オールドノリタケや明治期の陶磁器にはよく植物のモチーフが使用されていますが、この、描かれた植物について講演していただきました。話は江戸時代に遡り、当時はどのような植物が日本で見られたのか、また、海外への使節団派遣などを契機に交流がもたれて輸入された植物の種類について、さらに、植物を広めるために尽力した人々の紹介など希少な資料を提示、紹介しながらの素晴らしい講演でした。
 当時の珍しい資料をもとに、陶磁器に纏わる素晴らしい講演を拝聴し、より深く陶磁器について理解できた有意義な時間でした。
 本当にありがとうございました。
 

 
   演題に合わせた、陶磁器のボタニカル(植物)アートの展示が行われました。植物の意匠が具現化されて、一つ一つ個性的に陶磁器を飾ります。講演でも紹介されましたが、絵付師は、実際に植物を見たことがあるわけではなく、素朴な絵に描かれた植物から着想を得たもので、当時の職人達のの質の高さには改めて驚くばかりです。 
  
 次のイベントは、『JPSスタンダードを作ろうー近代日本輸出ボウルの形状』です。前回はカップ&ソーサーでしたが、今回はボウルです。
 グループに分かれて熱く議論が交わされました。
 まずは、ボウルとは?というところから議論はスタートし、形状や用途など各グループから独特な視点で発表されました。予め大変熱心に予習されてきた会員の方もいらっしゃいました。会員の方が前に出て説明されると、皆様はその完成度の高さに感嘆され、脱帽という雰囲気の中、会場は大いに盛り上がりました。
 
        1日目の夜は恒例の懇親会です。今年は、フレンチのお店『ビストロ・ド・バーブ』を貸切にしていただいて開催されました。
 美味なボリュームたっぷりのお料理と美酒に舌鼓をうちながら会員の皆様は1年ぶりの再会を祝い、楽しく時は過ぎました。
  さて、2日目はいよいよお楽しみのオークションです。今年も楽しんで使用できるものから希少な逸品まで多様な陶磁器が出品されました。会員の皆様のお楽しみの時間です。
 今年は全てライブで行われました。
 
      
Best of my cup show off 
今年も皆様ご自慢のカップが集まり、投票が行われた結果、見事に栄冠を得られた会員様です。
 第9回研究会、総会は、盛会のうちに終了しました。遠方からお越しの会員の方、参加できなくても思いでご参加された皆様、関係者の方々、皆様有難うございました。
 来年は、記念すべき第10回を迎えます。
 ぜひ、来年の研究会・総会もよろしくお願いいたします。